人気ミネラルウォーター銘柄
現在の日本のミネラルウォーター市場では、国産の軟水が非常に強い人気を誇っています。
■主要な人気ミネラルウォーター銘柄特に売上や認知度が高い、市場を牽引している主要な銘柄は以下の通りです。順位 (売上・人気)銘柄名メーカー特徴・水のタイプ
1位サントリー天然水（サントリー）
国内No.1ブランド。南アルプス、北アルプス、奥大山、阿蘇と複数の採水地を持ち、それぞれ硬度が異なりながらも軟水で飲みやすい。
2位い・ろ・は・す（日本コカ・コーラ）
環境に配慮した「しぼれるボトル」が特徴。日本の厳選された水源地の天然水を使用した軟水。
3位アサヒ おいしい水 天然水（アサヒ飲料）
六甲や富士山などの採水地を持ち、自然のおいしさを味わえる軟水。富士山のバナジウム天然水も人気。
■その他の人気銘柄（国内・海外）上記の3大ブランドに続いて、根強い人気や特定層からの支持が高い銘柄も多数あります。
・クリスタルガイザー (Crystal Geyser)【メーカー】大塚食品（輸入販売元）【特徴】米国・カリフォルニア州シャスタ産。硬度38mg/Lの軟水で、クセがなく飲みやすい定番の輸入ミネラルウォーター。・キリン 自然が磨いた天然水【メーカー】キリンビバレッジ【特徴】国産の天然水で、やわらかな飲み口の軟水。・エビアン (evian)【メーカー】伊藤園（輸入販売元）【特徴】フランス産。硬度が高めの硬水ですが、ミネラルバランスが良く、世界的にも有名で日本でもファンが多い。
■日本のミネラルウォーター市場の傾向
日本のミネラルウォーターは、一般的に軟水（硬度100mg/L未満）が圧倒的な主流です。これは、日本の水道水も軟水が多いため、日本人の口に合いやすいとされています。
近年は、ラベルレスボトルや大容量の備蓄用・ローリングストック用の商品も、利便性や環境への配慮から人気が高まっています。また、シリカなどの美容成分を含む特定ミネラルに特化した天然水も、通販市場を中心に注目を集めています。
この中で、特にサントリー天然水は、長年にわたり国内市場でトップシェアを維持し続けている、最も売れているブランドと言えます。